以前、いちごはランナーで新しい株を作ることが出来るとお伝えしましたが…
きゅうりも株を増やすことができます。
トマトも今回ご紹介するのと同じ方法で苗を増やすことができますので、興味があればチャレンジしてみて下さい。
今ある苗を大事に育てよう
まずは今ある苗を大切に育てましょう、育てている間に、次の苗づくりに必要なものも収穫出来るはずです…。
収穫、と言いましたが、採れたきゅうりの種から発芽させるわけではありません。
苗を大きく育てるにあたって、途中で摘心をする事になると思います。
本体の親づるを大きく伸ばすため、栄養を親づるにたくさん送ることで背の高いきゅうりのつるが育ちます。
親づるの途中横に伸びるつるを、子づると言って…そのままの状態で成長させると、子づるからも実を収穫できますが、親づるの成長が遅れたり、低い位置に実がなると地面について腐り、虫が寄ってきてしまいますので初期は摘心といって取り除いてしまいます。
その、取り除いた子づるこそが新たな苗となる苗の赤ちゃんです。
新たな苗の作り方
親づるから摘心した子づるを水につける
(私は葉についている虫を減らすため軽く水没させます。)
↓
バケツや花瓶等に水を入れ、子づるの切り口を水に入れる。
(発根までは屋内で育てるのが無難)↓
↓
水はマメにかえる。1~2日に1度位でOK
(酸素不足の軽減のため+水の腐敗・カビ予防のため)
↓
子づるに花が咲いたら摘花する。枯れている葉はとり除く。
(子づるの体力が減ると発根しにくくなる+花が咲いても栄養が足りないので収穫できる実まで成長できない)
↓
根が出たら土に植える
(ここまで1~2週間は必要かも)
苗の管理・注意点
摘心後の子づるはすぐに水に浸ける
…迅速に水につける事により、発根率が上がります。
(きゅうりは葉が大きく、体内?の水が蒸発しやすいので、萎れやすいです。少しでも早く水につけることが大切です。)
できた苗には必ず虫除けカバーを!!!
正直、これが一番大事。
子づるから発根するかは運もありますが、せっかく発根して植え付けまで出来た苗
( ^ω^)・・・
虫に喰われてはひとたまりもありません。
何を隠そう、去年の私です。せっかくできた苗、虫に食べられて全滅でした。
行燈型が簡単でおすすめです。苗の周りに4点支柱を立てて虫除けカバーを行燈のように支柱の周りを一周させて止めるだけ。
簡単で材料も100円均一で全部そろいます(支柱4本、虫除けネット、クリップ、、、以上。)
作るときは下の土とカバーは隙間は作らずくっつくように、高さがある程度ある作りなら上はふさがなくてOKです。
まとめ
今回はキュウリの苗の増やし方をご紹介しました。
親株とは時期がずれるので長くきゅうりを楽しめるかもしれませんね・・・
昨年は悔しい結果になったので、今年こそと意気込んでいます(/・ω・)/ウオー
たくさん増やしてきゅうりパーティーしたいものです。
簡単お料理の種類も多く、生でも食べれるきゅうりは使い勝手も良いのでぜひ育ててみて下さい♪
それでは、また(^^)ノシ
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