今回は前回の続き…お遍路の簡単なお作法や、巡った七ヶ所についてそれぞれの感想、時間的・体力的に感じたことをシェアしていきたいと思います。
今回巡った七ヶ所
第七十一番札所:弥谷寺(いやだにじ)
第七十二番札所:曼荼羅寺(まんだらじ)
第七十三番札所:出釋迦寺(しゅっしゃかじ)
第七十四番札所:甲山寺(こうやまじ)
第七十五番札所:善通寺(ぜんつうじ)
第七十六番札所:金倉寺(こんぞうじ)
第七十七番札所:道隆寺(どうりゅうじ)
以上、七ヶ所のお寺を巡るコースを巡拝してまいりました。
それぞれのお寺には七福神の像が一人ずつ配置されており、七ヶ所巡ると七福神全員と会えます。
なで仏といって、それぞれの仏様のアイテムをなでるとご利益を頂ける…とか。( *´艸`)
お参りの作法
山門で合掌し一礼して進む
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手水舎で手を洗う
(コロナの影響か柄杓でなく流水での手水にしたり、水を止めている場合もあり)
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鐘楼の鐘を撞く
(玄関のチャイムみたいに、来ました!と仏様にお伝えする役割らしい)
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本堂へ参拝
(ろうそく一本、お線香三本に火をつけ供えてから※ご先祖様に光と香りをお供えする為とか)
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大師堂へ参拝
(ろうそく一本、お線香三本…以下略。※線香三本は、先祖・自分・子孫を表すといわれている)
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納経所で御朱印をいただく
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山門で合掌し一礼
※鐘楼の鐘は撞いてよいお寺とダメなお寺があるようですが、基本的にダメなお寺は撞けないようにされているようです。
撞いていいお寺は全部ついてきました!清められる!
第七十一番札所:弥谷寺(いやだにじ)
七福神:大黒天
最初から中々の難関、合計540段あまりの階段を上った先に本堂がある、修行コース!
中腹に有料駐車場(500円)があり、そちらを使うと270段目から上ることが可能。
百八階段という階段があり、名の通り煩悩を落とし、四苦八苦(4×9+8×9=108)を落とすと言われている。
感想:今回私は540段を超えて本堂で参拝をいたしました。有料駐車場を使うとスキップされる道には仁王門があり、表からは雄々しい仁王像が、裏に回れば大きなわらじが!木々で日は遮られ不思議なくらい涼しくトリップした様な気分を味わいながら進むことができました。ただし、運動不足もあり出だしから瀕死に。
中腹まで進むと金剛拳菩薩が…(有料駐車場を使用すると菩薩像のところからスターととなります)日が遮られた暗い道を出た先で神々しく佇んでおられました。辛かった階段ですが上ってよかったと感じました。
朱色の百八階段を上がり、本堂、大師堂とお参りさせていただき(もちろん大黒様の打ち出の小槌も撫でまわしましたw)、満足感と、すでに感じる疲労感…早い。でも階段を登りきれた!という自信が次への後押しとなりました。
第七十二番札所:曼荼羅寺(まんだらじ)
七福神:福禄寿
のどかな畑や民家が周りにあり、アットホームな雰囲気の中に神聖さを感じる。
お寺の真横に有料駐車場あり(料金は納経所にある箱におさめる)、玉砂利敷で綺麗。
敷地はそれほど広くはないが亀や白い鯉が泳ぐ池があり穏やかに楽しめる。
感想:日光浴する亀と白い鯉の泳ぐ池を眺めたり、木彫りの亀(見つけると長生きできるかも…?)を探す、穏やかな参拝でした。弥谷寺との落差が激しい。本堂の隅にいる「びんずるさん」をなでると病が治る、とか。七福神も福禄寿で、長寿のご利益のあふれたお寺でした。
今回はここまで
次回は、出釋迦寺(しゅっしゃかじ)からご紹介していきます。
数日たって記憶をたどりつつ書いておりますが、それにしても筋肉痛がなおらないものです。
ここまで来たら(?)何日でなおるか計ってみようと思うくらいには直りが遅いw
それでは、また(^^)ノシ
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